鑑定結果(鑑定精度)はどのようにでますか?

検査対象男性が生物学上の父である場合は父権肯定確率を99.999%相当にて、父でない場合は0%(100%完全否定)にて鑑定結果を算出しております。※
当社のDNA鑑定は、すべて ‘デュアルプロセスシステム’(完全独立した2つの鑑定グループによる2度の鑑定を実施。検査箇所15-20ヶ所または必要に応じそれ以上、PCR法)を採用し、最速かつ高精度な鑑定に努めています。
また、DNA型の突然変異の可能性が見受けられる場合でも、検査箇所を可能な限り追加するなどを施し、正確な鑑定結果を算出するために最善をつくします。(追加料金はいただきません。)

※(正当な理由により母のサンプルが提供できない場合でも、父かどうか検査される男性と子のサンプルのみでDNA鑑定が可能です。
母のサンプル提供がない場合は、肯定の場合の父権肯定確率が99.9%相当程度に若干低くなることがありますが、否定の場合は同じく0%の完全否定となります。)
※ブログ、DNA親子鑑定結果の肯定or否定?のページもあわせてご参照ください。

注)当社では、正確な鑑定結果を算出するため、DNA鑑定お申込み時に、必ず‘’ 「父と疑わしき男性ら(擬父)」同士に兄弟等の血縁関係があるかどうか‘’をお伺いしております。
擬父らが実兄弟である場合は、通常検査に加え、以下の追加検査を原則無料(別途採取料・交通費が発生する場合は免責)にて実施します。
(1)2人の「父と疑わしき実兄弟ら(擬父)」からサンプルをご提供いただき、同時に2鑑定の父子鑑定を実施する。
(2)父子関係に矛盾する結果が得られない[父子関係の存在を否定できない]場合、通常の一般集団男性と比較した擬父の父性確率の算出に加え、”擬父が子の父になりうる確率”と”擬父の近親者(兄弟等)が子の父になりうる確率”の比(倍率)を求め、より精密な鑑定結果を導き出す。
(鑑定書への表記方法は一任させて頂きます。)
一方の擬父がサンプル提供拒否、死去等の理由により(1)が不可であれば(2)を実施します。
追加検査を原則無料とさせていただいているのは、当事者への料金的追加負担を理由として技術上最善の鑑定方法が不可能になることを防止するためのサービスです。